C++は、ゲーム開発や業務システムなど、幅広い分野で使われている人気のプログラミング言語です。「難しそう…」と感じるかもしれませんが、基本をしっかり押さえることができれば初心者でも十分に理解し、簡単なアルゴリズムを作ることが可能です。この記事では、C++の基本の4つの要素(変数、データ型、演算子、制御文)についてわかりやすく解説していきます。
変数:データを入れておく箱

変数とは、プログラムの中でデータを一時的に保存しておくための「箱」のようなものです。例えば、ゲームのスコアや、計算結果などを入れておくことができます。
変数の作り方
C++で変数を作るには、まず「どんな種類のデータを入れるか」を指定し、次に「箱の名前」を決めます。
int score; // 整数のスコアを入れる箱
double height; // 小数点の身長を入れる箱
string name; // 文字列の名前を入れる箱
int
:整数(1, 2, 3など)double
:小数点数(1.5, 3.14など)string
:文字列(”Hello”, “C++”など)
変数にデータを入れる
変数にデータを入れるには、「=」を使います。
score = 100;
height = 165.5;
name = "Taro";
データ型:データの種類
データ型とは、変数に入れるデータの種類のことです。C++にはいくつかのデータ型がありますが、具体的にどのような型があるのでしょうか。そこで、ここでは代表的な型を紹介します。
int
:整数(例:1, 2, 3, -10)double
:小数点数(例:3.14, 2.5, -0.5)char
:1文字(例:’a’, ‘B’, ‘1’)string
:文字列(例:”Hello”, “C++”, “こんにちは”)bool
:真偽値(trueまたはfalse)
なぜデータ型が必要なの?
データ型は、コンピュータに「どんな種類のデータを扱うのか」を伝えるために必要です。これにより、コンピュータは効率的にデータを処理し、余計なエラーを防ぐことができます。
演算子:計算や比較を行う記号
演算子とは、計算や比較などの処理を行うための記号です。算数で使う記号と似たようなものがたくさんあります。
算術演算子
+
:足し算-
:引き算*
:掛け算/
:割り算%
:割り算の余りを出力 (6 / 4の場合、2と出力されます)
比較演算子
==
:等しい!=
:等しくない>
:より大きい<
:より小さい>=
:以上<=
:以下
論理演算子
&&
:かつ(AND)||
:または(OR)!
:否定(NOT)
制御文:処理の流れをコントロール
制御文とは、プログラムの処理の流れをコントロールするための命令です。これまでに学んだ演算子などを条件に用いて設定することによって、処理を変えたり同じ処理を繰り返したりすることができます。
if文:条件によって処理を変える
if文は、「もし〇〇なら、△△する」というように、条件によって処理を変えるときに使います。
int score = 80;
if (score >= 70) { //スコアが70より大きい場合は
cout << "合格!" << endl;
} else { //そうでない場合
cout << "不合格…" << endl;
}
for文:同じ処理を繰り返す
for文は、同じ処理を指定回数繰り返すときに使います。
for (int i = 0; i < 5; i++) { //ループ一回ごとに変数iの数値に1加算されていき、iが5未満でなくなったとき
このループは終了する
cout << "Hello!" << endl;
}
この例では、「Hello!」というメッセージを5回表示します。
まとめ:C++の世界はどうでしたか?
この記事ではC++の基本的な要素である変数、データ型、演算子、制御文について解説しました。これらの基本を習得すれば、C++プログラミングの第一歩を踏み出せます。
C++は奥が深く、まだまだたくさんの機能があります。自分で作りたいものがある!もっと学んでみたい!という人はもっと調べてみて、C++の世界を楽しんでみてはいかがでしょうか!